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開業から黒字化まで、当社は4か月かかった
当社の直営店(TERVEX GOLF 東神田店・2026年3月開業)は、開業から4か月で黒字化しました。5か月目には営業利益率が45%を超えています(直営店1店舗の実績であり、加盟店の営業利益を保証するものではありません)。広告費は、ほぼ0のままです。
この経験から言えるのは1つです。事前の集客は「黒字化できるかどうか」を決めるものではありませんでした。決めたのは、黒字になるまでの赤字を、何か月分持たなければならないかです。
それでも4か月で黒字化できた、2つの理由
広告費をほとんどかけずに会員が集まったのは、開業前に決めていた2つのことが効いたからです。
1つ目は、物件です。当社は物件を決めるまでに60件以上を見送りました。通行量が少ない物件、通りから見えにくい物件は、その時点で外しています(見送った12の理由)。店の前を通る人が、そのまま見込み客になる場所を選んだことが、広告の代わりになりました。半径1kmに競合が8店舗ある立地ですが、それでも人は来ています。
2つ目は、固定費の低さです。黒字になるのに必要な会員数が少なければ、会員が増えるまでの期間を持ちこたえられます。
| 項目 | 直営店の実数 | 補足 |
|---|---|---|
| 月の固定費 | 63万円 | 家賃・光熱費50万円、レッスン委託費10万円、雑費3万円 |
| 損益分岐 | 会員 約30名 | 2打席・24時間営業 |
| 黒字化まで | 4か月 | 単月で黒字になるまでの期間 |
| 開業前後の広告費 | ほぼ0円 | 通行量と視認性のある物件を選んだ |
逆に言えば、通行量の少ない物件や、固定費の高い計画で同じことをすると、会員が増えるまでの期間がそのまま資金繰りの問題になります。損益分岐点の算出方法は 損益分岐点の記事 に書いています。
自分の条件だと、会員が何名で黒字になるか
家賃・打席数・運営のしかたが分かれば、損益分岐の会員数と、開業時に用意しておく運転資金の目安をお返しします。
開業時の会員数で、毎月の不足額はこう変わる
事前に会員を集めておく意味を、計算例で見ます。都心の2打席・無人運営で、月の固定費を73万円、平均月会費を22,000円、決済手数料を3.6%と置いたモデルです(損益分岐点の記事の都心モデルと同じ前提。損益分岐は約34名)。
会員0名で開業すると、最初の月は固定費の73万円がそのまま出ていきます。20名で開業できれば約31万円で済みます。差は月に約42万円です。開業時の会員数が少ない状態が2か月続けば、その2か月分が運転資金から消えます。
当社の直営店は固定費が63万円なので、運転資金は3か月分で約190万円、6か月分で約380万円が目安になります。開業時の会員数が少ないなら、そのぶん長く持てるだけの資金が要る、ということです。資金の組み立て方は 開業資金の記事 をご覧ください。
告知に何を書くか――入会の決め手5つ
開業前の告知は、店ができたことを近くの人に知ってもらうための作業です。何を書くかの手がかりは、開業後に会員の方から聞いた言葉にあります。

入会を決めた理由として、実際によく聞くのは次の5つです。
| 入会の決め手としてよく聞く言葉 | 告知で伝えること |
|---|---|
| Trackman があること | どの機器が、何打席に入っているか |
| 打席が広くて清潔感があること | 打席の写真。広さが分かる構図で |
| ツアー選手のマンツーマンが受けられること | 誰に、どう教われるか |
| 自宅から近いこと | 住所と、最寄り駅からの時間 |
| 駐車場があること | 台数と場所 |
5つのうち2つ(近さ・駐車場)は物件で決まり、2つ(機器・打席の広さ)は設計で決まります。つまり、告知の中身は、開業前の物件選びと設計の段階でほぼ決まっています。告知は、それを近くの人に知らせる作業です。
開業日までに決めておく3つの数字
集客の方法より先に、次の3つを数字で決めておくことをおすすめします。
- 損益分岐の会員数:固定費 ÷ 会員1人あたりの手取り月会費。当社の直営店は約30名です
- 開業した日に、何名で始めるか:0名で始めるのか、20名で始めるのか。上の計算例のとおり、毎月の不足額が変わります
- 不足額の何か月分を持つか:当社は黒字化まで4か月かかりました
この3つが決まると、事前の告知にいくらまでかけてよいかが逆算できます。月の不足額が42万円減るなら、告知にかける費用はその範囲で考えればよい、という見方です。
開業時の販促を、どこまで本部がやるのか
当社のFCでは、広告の運用をご自身で行う場合、開業販促費はいただきません(0円)。運用を本部に任せる場合のみ、広告の実費と運用手数料20%をいただきます。定額ではお預かりしません。広告のアカウントは加盟店の名義で作り、管理画面を共有します。
よくあるご質問
Qインドアゴルフの開業前集客は、いつから始めるべきですか。
Q広告費をかけずに黒字化できますか。
Qオープンの日に、会員は何名必要ですか。
Q入会の決め手になるのは何ですか。
関連するページ
この記事の根拠
この記事は、当社の直営店(TERVEX GOLF 東神田店・2026年3月開業)の開業前後の経験と実数にもとづいています。計算例の前提(固定費73万円・平均月会費22,000円・決済手数料3.6%)は 損益分岐点の記事 の都心モデルと同じです。実際の数字は物件条件や料金設定で変わります。
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損益分岐の会員数と、開業時に用意する運転資金の目安を、物件の条件からお出しします。初回のご相談は無料です。