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フランチャイズのメリットとデメリットを、金額に置き換える

フランチャイズのメリットは「ノウハウが手に入る」、デメリットは「ロイヤリティがかかる」。判断に使えるのはその先で、「いくら払って、何が手に入るのか」です。当社の条件を例に、両方を数字に置き換えます。

公開日:2026.10.11 更新日:2026.10.21

FC加盟のご相談は こちら(初回無料)。本部ごとの条件は インドアゴルフFC 14本部の比較 に並べています。

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インドアゴルフは、固定費で利益が決まる業態

インドアゴルフは1打席が占める面積が大きく、1店舗に置ける打席数が限られます。売上の上限は「打席数×時間」で決まり、あとから大きくは伸ばせません。

上限が決まっている以上、利益を左右するのは固定費です。当社の直営店(2打席)は月の固定費が63万円で、会員約30名が損益分岐点でした。

フランチャイズに加盟すると、この固定費にロイヤリティが1行加わります。メリットとデメリットの比較は、つまるところ「加わる1行に見合うものが手に入るか」の比較です。そこで、まずデメリットの側から金額にします。

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デメリット① ロイヤリティは、売上が少ない月にも下限がかかる

当社のロイヤリティは売上の8%で、打席数ごとに月額の下限と上限があります。2打席なら下限8万円・上限15万円です(税別。3打席は11万〜20万円、4打席は14万〜25万円、5打席以上は17万〜30万円)。店舗運営システムの利用料を含みます。

2打席の店が1か月に支払うロイヤリティ(税別)
売上の8%を、下限8万円・上限15万円の範囲に収めた金額です。開業後3か月間は下限が半額の4万円になります。
月商 → 月額ロイヤリティ
月商60万円 8万円(下限)
月商100万円 8万円
月商130万円 10.4万円
月商190万円以上 15万円(上限)

グラフの1段目が、デメリットの中身です。月商が60万円の月も、支払いは8万円です。売上に対する割合は8%ではなく約13%になります。会員が集まるまでの期間は、この下限が固定費として効きます。

開業直後の数か月は、会員が少なく、収入が固定費に届かない時期があります。この時期の負担を軽くするため、当社は開業後3か月間の下限を半額にしています。それでも0円にはなりません。

5年の契約期間で合計すると、2打席で480万〜900万円です(下限・上限の60か月分)。加盟金の100万円より、こちらのほうが大きな金額になります。本部ごとの5年総額は 加盟金が安いFCの選び方 に並べています。

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デメリット② 5年の契約と、途中でやめるときの費用

フランチャイズは契約期間のある取引です。当社は5年で、満了の6か月前までにお申し出がなければ、その後は2年ごとに自動で更新されます。更新料はいただきません。

期間の途中でやめる場合は、中途解約金がかかります。当社は「残りの期間の下限額の50%・上限は下限額の6か月分」です。独立開業であれば、店を閉めるときに本部への支払いはありません。この差がデメリットです。

公正取引委員会の指針は、中途解約の条件が不明確だと、加盟者は違約金がいくらになるのかが分からず、やめたくてもやめにくくなるとして、本部が契約のなかで条件を明確にし、募集のときに十分説明することが望ましいとしています。金額の大小より先に、計算の方法と上限が書面に書かれているかを確かめてください。

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デメリット③ 自分で決められる範囲が狭くなる

フランチャイズは、本部の型で店を作る仕組みです。内装、料金の組み立て、導入する機器やシステムに、本部の基準がかかります。自分で一から作りたい方には、制約になります。

ティーショットを打つ。後ろに弾道測定器
ティーショットを打つ。後ろに弾道測定器(イメージ・写真:Trackman)

当社の場合、弾道測定器は TRACKMAN での開業をおすすめしています。直営店の会員の方から、入会の決め手としてよく聞く言葉の1つが「Trackman があること」だからです。一方で、TRACKMAN は定価での提供のため、機器の費用を下げる余地は大きくありません。開業費用の目安は、2打席で1,500万〜2,600万円(機器込み。運転資金は別)です。

また、本部の実績は加盟店の成果を保証しません。当社の公開している数字は直営店1店舗のものです。

ロイヤリティと解約金を、ご自身の打席数で実額にします

打席数と想定の月商を伺えれば、毎月の支払い額、5年間の合計、途中でやめる場合の上限額を計算してお返しします。条件の全文は資料に載せています。

ロイヤリティの相場と方式TERVEXのFC条件

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メリット――その費用で、何が手に入るのか

対価は、「自分で一から作ると時間と失敗がかかる部分」です。独立開業で自分がやることと、当社の本部が担うことを並べます。

場面独立開業で自分がやること当社のFCで本部が担うこと
物件候補を探し、打席が入るか・人が来るかを自分で判断する商圏人口・競合・想定会員数の試算と、天井高・柱の位置・電気容量を含めた可否の判定。内見にも同行
設計・施工打席の配置、防音、動線を設計者と決め、見積りを自分で読むレイアウト・防音・動線・照明の監修。施工会社の紹介と、見積りの確認
予約・鍵・決済システムを選んで契約し、鍵と決済をつなぐ店舗運営システム OptiLync の初期設定、料金プランの設計、決済と入退室機器の連携。利用料はロイヤリティに含む
レッスンコーチを自分で探し、条件を決める提携しているコーチのネットワークから紹介
開業後稼働率や退会の数字を自分で見て、打ち手を決める月次で稼働率・入会率・退会率を確認し、打ち手を一緒に決める

このうち、金額に置き換えやすいのは2つです。

1つ目は物件です。当社は直営店の物件を決めるまでに、60件以上を見送りました。天井高が3mに届かない、1打席あたり10坪を取れない、通行量が少ないなど、理由は12個あります(見送った12の理由)。物件と家賃は、契約したあとに変えられません。加盟金の100万円には、この判断の支援(商圏分析、物件選定とレイアウトの監修)と開業前の研修を含めており、別の名目では請求しません。

2つ目は、運営の仕組みで起きる失敗です。当社の直営店は、Wi-Fiにつなぐ型の鍵を使っていた時期に、半年で5回、通信が戻るまで営業が止まりました。受付を置かない店では、鍵が開かない時間の売上は0になります。こうした経験を反映した構成を、最初からお渡しします。

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独立開業と比べて、どちらが向くか

物件の判断・予約や鍵の仕組み・コーチ・数字を見る習慣の4つをご自身で用意できる方は独立開業、用意できないものが多い方ほどフランチャイズが向きます。フランチャイズに入らなければ、加盟金もロイヤリティもかかりません。ロイヤリティだけで、5年に480万〜900万円(2打席の場合)の差です(独立開業では、システムの利用料が別にかかります)。独立開業が向くのは、次の4つを自分で用意できる方です。

  • 物件の判断基準:天井高、区画の形、通行量、競合。図面と現地で、自分で可否を出せる
  • 予約・鍵・決済の仕組み:機器が止まったときの対応まで含めて、自分で組める
  • コーチ:レッスンを入れる場合、任せられる人がすでにいる
  • 数字を見る習慣:稼働率と退会の数字から、料金や集客を自分で直せる

用意できないものが多いほど、フランチャイズの費用は払う意味が出てきます。すべて自分でできる方には、固定費が増えるだけです。独立開業の進め方は インドアゴルフ開業ガイド に書いています。

加盟する場合は、別名目の費用の有無や下限・上限の置き方が本部ごとに違います。14本部の比較表 で横に並べています。

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デメリットは、契約の前に書面で小さくできる

ここまでのデメリットは、どれも契約書に書かれる条件です。契約の前に読めば、金額と範囲が分かります。確かめる項目を、当社の条件と並べます(金額は税別)。

契約の前に確かめること当社の条件
ロイヤリティの計算式と、下限・上限売上の8%。2打席は下限8万円・上限15万円。上限を超えた分はいただきません
立ち上がりの時期の扱い開業後3か月間は、下限額を半額
ロイヤリティのほかに毎月かかる費用システムの利用料はロイヤリティに含みます。清掃や初回体験のご案内などを本部に任せる場合のみ、月額10万〜20万円が加わります
加盟金を払う時期と、返還の有無100万円。契約時に着手金50万円(返金なし)、物件が確定したときに残り50万円。物件が決まらなければ、ご負担は着手金50万円で止まります
預け金・保証人保証金はお預かりしません。連帯保証人も不要です
契約期間・更新・中途解約5年。以後2年ごとの自動更新で、更新料なし。中途解約金は残りの期間の下限額の50%・上限は下限額の6か月分

インドアゴルフはサービス業のため、法律で定められた開示書面の交付義務の対象ではありません。ただし公正取引委員会の指針は業種を問わず、加盟に際して徴収する金銭の返還の条件、ロイヤリティの算定方法、中途解約の条件などを、募集のときに開示することが望ましいとしています。本部に聞く質問の全体は 加盟前に聞くべき10の質問 にまとめています。

メリットとデメリットを、同じ紙の上で比べてください

当社の資料には、加盟金・ロイヤリティ・中途解約の条件と、直営店の実績をそのまま載せています。ほかの本部の資料と並べてご覧ください。直営店の見学もご案内しています。

FCの費用は結局いくらかフランチャイズは儲かるのか

FAQ

よくあるご質問

Qインドアゴルフのフランチャイズに加盟する最も大きなデメリットは何ですか。
毎月のロイヤリティが固定費に加わることです。売上歩合の本部でも、下限額があれば売上が少ない月にもかかります。当社の場合、2打席で月8万〜15万円(税別)、5年間で480万〜900万円です。開業後3か月間は下限を半額にしています。
Qフランチャイズは途中でやめられますか。
契約書に中途解約の定めがあれば、やめられます。解約金がかかる場合は、計算の方法と上限を、契約の前に書面で確かめてください。当社は契約期間5年で、中途解約金は残りの期間の下限額の50%・上限は下限額の6か月分です。
Qロイヤリティは、売上が0の月でもかかりますか。
定額の本部と、下限額のある本部ではかかります。当社は売上の8%ですが、2打席で月8万円の下限があります(開業後3か月間は4万円)。上限は月15万円で、超えた分はいただきません。
Q加盟すれば、本部と同じ利益が出ますか。
出るとは限りません。当社が公開している数字(開業4か月で黒字化、5か月目に営業利益率45%)は直営店1店舗の実績で、加盟店の成果を保証するものではありません。ご自身の家賃と打席数で計算し直した収支を、個別にお出ししています。
Sources

この記事の根拠

当社の条件は、2026年10月時点の TERVEX GOLF FC の加盟条件です(金額は税別)。直営店の数字は TERVEX GOLF 東神田店(2打席・24時間営業)の実績で、営業利益率は減価償却費・借入返済・代表者報酬を含める前の数値です。加盟店の成果を保証するものではありません。5年間のロイヤリティの合計は、下限額・上限額に60か月を掛けた単純計算です。

開示が望ましい事項と中途解約の条件についての記述は、公正取引委員会「フランチャイズ・システムに関する独占禁止法上の考え方」(最終改正 令和3年4月28日。2026年10月11日に確認)によります。この記事は一般的な情報の提供を目的としたもので、個別の契約についての法律上・税務上の助言ではありません。

払う金額と、手に入るものを、数字で並べます。

ロイヤリティ・中途解約金・開業費用を、ご自身の打席数と物件の条件で計算してお返しします。初回のご相談は無料です。

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